第一印象は視覚から大きく影響を受けると言われています。手元は意外に注目されやすいパーツのひとつ。自爪が荒れていたり、乾燥でガサガサしていると「清潔感がない」「だらしない」といったイメージを与えてしまうことも。そこで今回は、サロンでのプロの技術を交えながら、ご自宅でできるネイルケアの基本ポイントをご紹介します。日々の習慣を見直すだけで、指先から好印象をつくりましょう。
基本のネイルケアステップ
まずは、爪の土台を整えることが大切です。いくらおしゃれなカラーやアートをのせても、下地がボコボコでは仕上がりにムラが出やすく、持ちも悪くなってしまいます。以下の3つのステップを押さえて、美しいベース作りをしましょう。
爪の形を整える
ネイルファイル(爪やすり)を使って、まずは長さや形を整えます。往復ではなく、一方向にやすりを動かすのがポイント。往復に動かすと爪が割れやすくなるため注意しましょう。
形はスクエア(角を残した四角形)、ラウンド(先端を丸く)、オーバル(根元から先端まで楕円形)など好みや指の形に合わせて選びます。自分の手の形に合わせると指が細長く見える効果があります。
左右の長さが均一になるよう鏡を見ながら調整すると仕上がりも美しくなります。
甘皮ケアのポイント
甘皮(キューティクル)は爪を外部の刺激から守る役割がありますが、過剰な甘皮は見た目を損ない、カラーのノリも悪くします。専用のキューティクルリムーバーで優しくふやかし、甘皮プッシャーで押し上げましょう。
押し上げた甘皮はニッパーやツイーザーで丁寧に取り除きます。無理に引きちぎると炎症やささくれの原因になるため、少しずつ処理するのがコツです。
サロンではマシーンを使わない丁寧なオフケアを採用。自宅でもオイルやクリームを使って甘皮周りを柔らかく保つと、次回のケアがぐっとラクになります。
保湿と栄養補給
ケアの仕上げには必ずネイルオイルやハンドクリームで保湿を行いましょう。指先までしっかり塗り込むことで、爪の乾燥を防ぎ、二枚爪や亀裂を予防します。
指の腹で軽くマッサージしながら塗り込むと血行も促進され、爪の健康に必要な栄養が行き渡りやすくなります。
特に冬場やエアコンの効いた室内では乾燥しがちなので、1日に数回こまめに保湿する習慣をつけましょう。
デイリーケアのコツ
基本ステップが身についたら、日常生活でできるひと工夫を加えてケア効果を高めます。セルフネイルの持ちも良くなり、サロンの施術間隔を長く取れるようになります。
適切なケアアイテムの選び方
成分が優しく、保湿効果の高いものを選びましょう。アルコールや香料が強いものは爪を乾燥させてしまう場合もあるので避けるのがベターです。
リーチェではカルジェルを使用し、爪へのやさしさを重視しています。ご自宅でもノンアセトンのリムーバーや、アルコールフリーのネイルオイルを選ぶと安心です。
ハンドクリームやボディクリームを兼用せず、指先専用のリッチなオイルやクリームを用意するとケアの効果が高まります。
家事やタイミングを工夫する
水仕事や洗剤を使う際は手袋を着用し、爪や甘皮を守りましょう。特に食器洗いのときは長時間水に触れることになるので、必ずゴム手袋を使うのがポイントです。
就寝前にネイルオイルを塗布して手袋をすると、保湿効果が長時間続きます。起床後も手肌がふっくらするのを実感できるでしょう。
朝・昼・夜のタイミングでオイルを塗り分けると、こまめに潤い補給ができて乾燥を防げます。
セルフネイルのひと工夫
ベースコートを必ず使い、爪表面の凹凸を整えてからカラーリングを行いましょう。直接カラーを塗るとムラや剥がれやすくなります。
カラーは薄く2~3度に分けて重ね塗りすると、速乾性が高まりツヤが出やすいだけでなく持ちも良くなります。
最後に速乾トップコートで仕上げると、ツヤ感をキープしつつ表面をしっかりコーティング。耐久性がアップします。
プロに相談すべきサイン
セルフケアだけでは対応しきれないトラブルもあります。次のような状態が気になったら、早めにサロンで確認しましょう。
爪の変色や亀裂
黄色く変色したり、縦長の亀裂が入る場合は爪の内部に問題があることも。サロンではライトを当てて状態をチェックし、最適なケア方法を提案します。
状態がひどい場合は皮膚科やかかりつけ医をご紹介することもありますので、ご安心ください。
早めに対処することで悪化を防ぎ、健康な爪に戻しやすくなります。
甘皮トラブルや炎症
甘皮周りが赤く腫れたり、痛みを伴う場合は自己処理をやめ、プロの手に委ねましょう。リーチェでは丁寧なカウンセリング後に専用ツールとトリートメントでケアします。
炎症が強い場合は抗菌成分入りのケア製品を使いながら、回復をサポートします。
自己流で無理に処理すると症状が悪化しやすいので、早めの受診をおすすめします。
爪が薄く割れやすい
爪表面が何層にも剥がれ落ちるような状態は、栄養不足や乾燥が原因。自爪育成のためのクリアスカルプチュアや強化ジェルで補強ケアを行えます。
サロンでは爪表面にハードナーを塗布し、割れにくい土台を作るコースをご用意。ホームケアプランも併せてご案内します。
健康な爪を育てるには、ケアと休息をバランスよく取り入れることが大切です。
サロンケアを活用しよう
セルフケアにプラスして、プロの技術を定期的に取り入れると、より美しい指先を長くキープできます。リーチェ大名店では以下のようなサービスが好評です。
定期的なプロのオフ&ケア
マシーンを使わない丁寧なオフケアで爪に負担をかけずスッキリ。本格カルジェルをベースに、甘皮処理・ファイリング・ハンドマッサージまで一貫して行います。
清潔なリクライニングチェアでリラックスしながら施術を受けられるのもポイントです。
回数を重ねるほど、自爪の健康度が上がり、ネイルの持ちも良くなります。
ネイルとアイの同時施術
忙しい方にはまつ毛パーマやアイブロウワックスとネイルを同時に受けられるメニューもご用意。効率よく時短で美を叶えます。
パッチリしたまつ毛と手元のカラーが揃うと、全体の印象が一気に華やぎます。
同じ時間で複数のメニューをご希望の際は、事前にお知らせください。
フットネイルとの組み合わせ
素足シーズンに向け、フットネイルと角質ケアをセットで受けるのもおすすめ。フットバス、角質除去、マッサージ付きで疲れもリフレッシュできます。
オフィスでもサンダルでも目を引く上品なカラーで足元からおしゃれを楽しめます。
リーチェでは高級感あふれる空間と丁寧な技術で、足先まで癒しのひとときをお届けします。
まとめ
ネイルケアは指先の見た目だけでなく、爪の健康を維持するために欠かせないステップです。基本の形整え、甘皮ケア、保湿を日々実践し、必要に応じてプロのサロンケアを取り入れることで、常に美しい指先をキープできます。指先に自信があると、表情まで明るく見えるもの。ぜひ今日から取り入れられるケアで、好印象を与える美しい指先を手に入れてください。
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